「花粉症の手術をしたら、これから少しはラクになるかな」
そんな期待を持って、後鼻神経切断と下鼻甲介の手術を受けてきました。
手術直後は鼻の痛みと強い吐き気があり、痛み止めや吐き気止めを使ってもらいながら過ごしました。
学生の頃から鼻水やくしゃみに悩んできたので、これからの生活がどう変わるのか、期待しながら回復を待っているところです。
この記事では、長年の花粉症とこれまでの治療、入院前日の準備、手術当日から翌日までの経過を、覚えている範囲でまとめます。これから手術を受ける方が「それ、先に知りたかった!」となりそうな準備も書いておきますね。
この記事で分かること
- 手術前に試した治療と、私が感じた負担
- 入院前日・手術当日・翌日の具体的な流れ
- 鼻の痛み、吐き気、ガーゼを抜く処置の体験
- 入院前に確認したいことと、持ち物のチェックリスト
※個人の体験談です。痛みや回復の経過、入院日数、処置の内容には違いがあります。時刻はおおよそで、手術直後など記憶が曖昧な部分もあります。診療内容や術後の過ごし方は、担当の医師・看護師さんの指示を優先してください。現時点では長期的な手術の効果は分かっていません。
学生の頃から、箱ティッシュとお友達でした
私の花粉症歴は、学生の頃から。
箱ティッシュとお友達で、好きな人の前でも鼻水ズビズビ。それがもう、すごく嫌でした。
薬を飲まなければ、鼻水だーだー、くしゃみ連発。頭もぼーっとして、集中しにくい。
一方で、私が使っていた花粉症の薬は眠気がつらくて、飲むと仕事の生産性がぐっと下がる感じがありました。症状と眠気の両方が、日常生活の悩みになっていました。
ティッシュも、やわらかいものを使わないと鼻の皮がむけてしまって。鼻まわりの肌の状態まで気になっていました。
「鼻の症状だけ」と思われがちですが、勉強も仕事も、人と会う時間も、地味にずっと影響を受けていたんです。
注射の減感作療法も、鼻を焼く治療も受けました
約2〜3年間、注射に通ったこともあります
社会人になって都会で働き始めた頃、相談した耳鼻科で減感作療法を受けられることを知りました。
私の場合は腕への注射で、最初は週1回。その後、何か月かして月1回程度になったと記憶しています。約2〜3年間、通いました。
症状は若干ましになった感覚がありました。ただ、私は採血でも迷走神経反射を起こすことがあるくらい、針や処置が苦手。通院と注射を続けることには、私にとって負担もありました。
地元へ戻ってからは病院が遠くなり、都会へ遊びに行ったときに受診するようになりました。
これは私の通院の経緯です。同じ治療を受ける方への通院頻度のおすすめではないので、間隔が空く場合も自己判断せず、病院に相談してくださいね。
鼻を焼く治療を受けたときの経過
その後、近くの耳鼻科で「鼻の中を焼く治療ができる」と聞いて受けました。
使った薬剤や正式な治療名は、今ははっきり覚えていません。なので、ここではレーザー治療などと決めつけず、私が受けた「鼻を焼く治療」として書きます。
麻酔のためと思われるガーゼを入れてもらいましたが、私には痛みも気持ち悪さもありました。
鼻の奥への刺激が続く感覚があり、処置中は気分不快もありました。
その後も鼻がふさがったような不快感が1〜2週間ほど続きました。
2〜3か月はよかった気もしますが、治療の効果だったのか、花粉が落ち着いた時期だったのか、私には判断できませんでした。
この治療で私が感じた効果や負担が、ほかの方にも同じように当てはまるわけではありません。
今回受けた後鼻神経切断・下鼻甲介手術とは?
名前だけ聞くと、「鼻のどこを、どうするん?」となりますよね。
一般的には、後鼻神経への手術は鼻水やくしゃみなどの症状を減らす目的で、下鼻甲介への手術は鼻の中の組織や骨を減量して鼻づまりを改善する目的などで行われます。具体的な方法には違いがあります。
参考:国立病院機構 西埼玉中央病院「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」
この説明は一般的なものです。私が受けた下鼻甲介手術の詳しい術式は、診療書類で確認してから追記する予定です。また、参考にした病院が私の入院先という意味ではありません。
「手術したから、これでもう花粉症とは完全にお別れ!」と、今の段階で言えるわけではありません。私自身の効果は、これから経過を見ていきます。
私の入院の流れ|前日から手術翌日まで
私が今回経験した流れです。病院共通のスケジュールではありません。- ① 入院・手術前日耳鼻科・歯科を受診
入院手続きと病棟へ
病棟での生活を確認 - ② 手術当日朝にシャワー・手術室へ
術後は鼻の痛みと吐き気
薬を使ってもらい休息 - ③ 手術翌日採血・鼻のガーゼ抜去
鼻うがい用品を準備
鼻づまりと痛みは継続
入院前日は耳鼻科と歯科を受診
今回の入院は3泊の予定。
入院当日は14時頃に耳鼻科と歯科を受診しました。耳鼻科では術前の体調を確認してもらい、16時頃に入院へ。
夕食を食べて、22時30分頃に寝ました。いよいよ翌日は手術です。
入院したら、病棟で使う場所を確認
入院して部屋に落ち着いてから、トイレやシャワーの場所などを、その都度スタッフさんに聞いて確認しました。
普段とは違う場所で過ごすので、使える場所や時間が分かるだけでも安心するんですよね。術後は動くこと自体が負担になる場面もあったので、元気なうちに確認しておいてよかったと感じました。
手術当日|いちばんつらかったのは痛みと吐き気
まず、私自身のことを少し。
私はもともと痛みにかなり弱く、採血や処置でも気分が悪くなることがあります。麻酔についても、今回のような気持ち悪さが私にはとてもつらかったです。
助産師として帝王切開の手術に立ち会ってきた経験はありますが、患者側になると、知識があってもどうにもならんことがあるんやなと感じました。
手術当日のおおよその流れ
| 時間 | 私の様子・受けた対応 |
|---|---|
| 5時頃 | 看護師さんから、最終の水分摂取の声かけ。起きて少しSNSの仕事 |
| 7時頃 | シャワー |
| 9時頃 | 歩いて手術室へ |
| 12時頃だったと思います | 手術後、鼻の痛み・歯が浮くような痛み・強い吐き気。吐き気止めと痛み止めを使ってもらいました |
| 14時頃だったと思います | 自室へ戻った記憶。痛み止めをお願いしました。体温は37度台後半 |
| 夕食前〜夜 | 口の中の黒っぽい血を吐き出し、やわらかい食事を食べました。少し仕事をして、軽く歯磨きをして就寝 |
| 夜中2時頃 | 飲み薬の痛み止めをもらいました |
※飲食の制限時間は、私が今回指示されたものです。ご自身の手術では、病院から指定された時間を守ってください。術後の飲食・歯磨き・歩行なども、許可や指示に従ってください。
手術後は鼻にガーゼが入っていて、鼻が痛い。上の歯が浮いたような感じもして、そこも痛い。そして、とにかく気持ち悪い。
口に血が流れてくる感じも若干ありましたが、それが気にならないくらい、吐き気がしんどかったです。
手術直後、落ち着いていられなかったときのこと
「不穏状態のときのことを聞きたい」という声もあったので、覚えている範囲でお話ししますね。ここでは診断名としてではなく、手術後に私が落ち着いていられなかったときの様子を書いています。
まず、目が開けられず、痛すぎてベッドを蹴っていたと思います。多分。そこは記憶が曖昧なんです。
「動いたらもっと痛くなります〜」と、なだめてもらったような記憶は、なんとなくあります。
頭では「動いたらあかん」と思っても、自分では止められなくて。「痛い、痛い、痛い」「気持ち悪い」を繰り返していました。
知識として分かっていることと、その場で自分の体を落ち着かせられるかは、別なんやなと感じた場面でした。声をかけながら対応してもらえたことは、ありがたかったです。
吐き気止めと痛み止めを使ってもらいましたが、その後は記憶が途切れています。ほかに何の薬を使ったか、どうしてこの状態になったのかは、私の記憶だけでは分かりません。
夕方には食事をとれました
夕方には起きて、やわらかい食事を食べられました。少しSNSの仕事もしましたが、これは私の行動の記録で、術後すぐの仕事復帰をおすすめするものではありません。
夜は、血が絡んだような音なのか、いびきのような音なのか、自分の音で2〜3回目が覚めました。
それでも、まとまって眠れた時間はありました。
手術翌日|鼻のガーゼを抜くときも気分不快に
翌朝は5時頃、採血に来てくれた看護師さんの声かけで起床。
このとき、軽い頭痛に気づきました。上の歯にも、歯科で麻酔をしたあとみたいな感覚が残っていて、まだ少し浮いたように痛かったです。
7時頃、先生が鼻のガーゼを抜いてくれました。私の記憶では、左に2枚、右に1枚。
右はするりと抜けましたが、左は引っかかるような感覚がありました。痛み自体は「ちょっと痛い」くらいでしたが、途中で気持ち悪くなってしまいました。
気分不快があったため、その場で横になって対応してもらいました。
脈の異常があったようで、点滴の速度を上げてもらいました。詳しい状態や診断名までは確認できていません。
今振り返ると、しんどいときに気合いで乗り切ろうとしなくてよかったなと思います。
採血や処置で気分が悪くなったことがある方は、事前に伝えておくとよさそうです。途中でつらくなったときも、遠慮せず伝えてくださいね。
8時頃の体温は37度台前半。軽い頭痛と鼻の痛みはありました。
私の症状は、こんなふうに変わりました
手術直後と、原稿を書いている時点の記録です。
手術直後
- 痛み
- 鼻が痛い。歯が浮くような痛みもありました。
- 吐き気
- 強く、落ち着いていられないほどでした。
- 鼻の状態
- 鼻にガーゼが入っていました。
- 受けた対応
- 吐き気止めと痛み止めを使ってもらいました。
原稿を書いている今
- 痛み
- 鼻と頭の痛みが残っています。
- 吐き気
- 今はありません。
- 鼻の状態
- ガーゼは抜去済みですが、鼻は完全に詰まっています。
- 手術の効果
- 長期的な効果は、まだ分かりません。
※私個人の経過で、標準的な回復日数を示すものではありません。途中、ガーゼを抜く際には気分不快がありました。今ある症状が心配な場合は、この図だけで判断せず、担当の医師・看護師さんに相談してください。
鼻うがい用品は、入院前に必要か聞いておくと安心
手術翌日、鼻うがい用品が必要と案内され、院内のコンビニへ買いに行きました。このときは、歩いている途中に少し気分が悪くなることもありました。
売店では、その日は通信障害で現金払いのみの対応に。必要な用品をその場で買えず、いったん部屋へ戻りました。後から家族に現金を持ってきてもらい、ハナクリーンSを約4,000円で購入しました。
普段はキャッシュレスで済ませることが多かったので、入院中に現金が必要になる場面までは考えていませんでした。術後で体調も万全ではなかったので、用品の準備と支払い方法を先に確認しておくと、買い物の負担を減らせたと思います。
これから入院する方は、鼻うがい用品が必要か、指定の製品があるか、入院前に購入して持っていってよいかを確認してみてくださいね。
使い始める時期・回数・水・洗浄液・洗い方は、担当の医師や看護師さんの指示に従ってください。通販で買う場合は、本体と洗浄剤のみの商品を取り違えないよう、セット内容も確認すると安心です。
点滴中の着替えは、手伝いをお願いして大丈夫
術後は腕に点滴の管がつながっていたので、普段のようには着替えられませんでした。私はしんどさもあって、自分から声をかけるタイミングをつかめず、上着を羽織って過ごしていました。
痛みが少し落ち着いて、自分の希望を伝えられるくらいの元気が出てきたのは、手術翌日のお昼頃からでした。
この経験から、点滴中の着替えで困ったら「着替えたいので手伝ってほしいです」と、そのまま伝えてよかったんだなと思います。点滴を自分で外さず、看護師さんに相談してくださいね。
体調がつらいときは、いつもなら簡単に言えることでも言い出しにくいんですよね。困ったときの頼み方も、元気なうちに聞いておくと安心だと感じました。
これから入院する方へ|私なら先に確認すること
今回の入院で、手術そのものの準備と同じくらい、「しんどくなったあと、自分が困らない準備」が大切だと感じました。
| 確認すること | 聞いておきたい内容 |
|---|---|
| 過去の気分不快 | 採血・処置で倒れそうになった経験、麻酔後に吐いた経験、薬で困ったこと |
| 痛み・吐き気への対応 | つらくなったら誰に、どう伝えるか。使える薬についての相談 |
| 家族の付き添い | 入院・手術・退院の各日に付き添いが必要か。来られない場合はどうするか |
| 鼻うがい用品 | 指定品・準備する時期・使用開始のタイミング |
| 病棟での生活 | トイレ、シャワー、売店の場所と利用時間 |
| 点滴中の着替え | 手伝いの頼み方、着やすい服の指定があるか |
| 退院後 | 受診日、生活上の制限、どんな症状なら連絡するか、夜間の連絡先 |
持ち物では、病院の指定品に加えて、少額の現金、羽織るもの、スマホの充電器、確認事項のメモを準備しておくとよかったと感じました。
売店で使える支払い方法も確認し、必要に応じて少額の現金を用意しておくと安心です。
また、鼻の痛みや頭痛を「体験談に書いてあったから大丈夫」と判断しないでください。出血や痛みなどが気になる場合にどう連絡するかは、病院で確認しておくと安心です。

部屋は静かで快適。個室料金の話は別記事にまとめます
部屋は静かで、においも気にならず、過ごしやすかったです。環境面では「最高やった」と思っています。
インスタのストーリーズで個室について聞いたときは、回答してくれた方の約7割が個室希望でした。
※私のストーリーズに回答してくださった方の結果です。一般の入院患者さん全体の割合ではありません。
個室は気になるけれど、料金も気になるところですよね。個室料金、いわゆる差額ベッド代については、支払いが不要なケースと同意書の確認点を別の記事にまとめました。
「個室なら必ず自己負担になるの?」「追加料金が発生しないのはどんな場合?」という疑問も、こちらで確認してくださいね。
これからの経過も記録していきます
原稿を書いている今は、鼻が完全に詰まっていて、鼻と頭にはまだ痛みがあります。吐き気はありません。
手術直後の痛みや吐き気は、時間帯によって変化しました。必要なときに症状を伝え、対応してもらえたことが助けになりました。
手術の効果については、これからの回復と症状の変化を見ながら振り返りたいと思っています。
学生の頃から続いてきた鼻水やくしゃみが、今後どのくらい変わるのか。経過を見ながら、その変化も記録していきたいです。
大変なときに声をかけてくれた看護師さん、処置や手術をしてくれた先生方には感謝しています。
入院中、家のことや子どものことを担ってくれた夫にも感謝しています。
これから手術を受ける方に、私と同じ経過が当てはまるわけではありません。今回の体験が、入院前の準備や、医師・看護師さんに相談するときの参考になればうれしいです。
術後の鼻づまりや痛み、その後の生活の変化については、経過を見ながら追記していきますね。
\ 入院前に、お部屋の料金も確認 /
個室料金、どんなときにかかるの?
差額ベッド代を請求してはならない3つのケースと、入院前に確認したいことをまとめました。
ひな入院の準備も、家計のことも、「先に知りたかった!」ってありますよね。ほかの記事でも、私が調べたことや体験したことをまとめています。気になるものがあれば、のぞいてみてくださいね😊











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